整骨院の歴史

整骨院や接骨院での治療はほとんどの場合が保険適用になることは、今までにケガなどで通ったことのない方では、もしかしたら知らないかもしれません。

昔の話ですが、まだ「整形外科」がない時代は、骨折や脱臼などの応急処置や、捻挫・打撲・挫傷などの施術は柔道家たちがずっと行っていました。このような歴史が長かったために、上記のような処置や施術に対しては保険適用が認可されることとなり、医師だけでなく国家資格である「柔道整復師」が開院した整骨院でも行えるようになったわけです。

ただし、整骨院は病院ではないため、レントゲン撮影や薬による治療、投薬は行えません。また保険適用になるのは負傷原因などの原因が明確になっているもののみとなりますし、骨折や脱臼の応急処置後の整骨院での施術に関しては、医師の指導によるものとなります。

このようにいろいろな規制がありますし、整骨院に通ってから3カ月以上経っても症状が改善されない場合は、病院へ行ったほうがよいでしょう。